淋病の男性女性それぞれの症状

淋病に感染した場合の症状は男女で違い、症状が現れやすいのは男性です。
女性は自覚症状が現れないことが多く症状が出ても軽度で気が付かないこともあります。
男性は激しい尿道炎の症状が出るのが特徴で、性感染症の中でも強く尿道炎の症状が見られます。
女性と比べて男性の方が圧倒的に症状が見られやすい淋病ですが、ごくまれに感染しても症状が見られない場合もあります。
そのため女性は約80%の人が感染に気が付かないとされています。

一方、男性が感染した場合、症状が現れないのは5%程度です。
男性が感染すると2日から7日の潜伏期間を経て症状が出ます。
初期症状は排尿痛や尿道の違和感です。
排尿時の痛みは発症から数時間で激しいものとなり、勃起時にも痛みを伴うようになります。

また、尿道からの膿などの分泌物が出るのも特徴です。
尿と混ざって出てくる排尿時に目立ちますが、排尿後も止まらずに出てきてしまいます。
このような症状が現れ始めると、出てくるのが頻尿の症状です。
排尿痛がある上に頻尿の症状が出てしまうため、男性は発症すると辛い症状が続くことになります。

以上のような変化が見られた時点で早めに治療を受けることが大切ですが、放置してしまうと更に悪化することになります。
淋病が進行すると陰嚢の中にある器官である精巣上体にまで炎症を起こし、陰嚢が腫れあがってしまいますが、ここまで進行してしまうと痛みのために歩くことも困難です。
更に、性器だけではなく症状は全身にまで及び、発熱や悪寒など風邪のような症状が現れます。
精巣上体まで進行してしまうと男性不妊の原因にもなるため、初期症状の時点で早めに治療を受けるようにしましょう。

このように男性は生活に支障が出るほどの痛み伴うこともあり、感染に気が付きやすいです。
一方女性は感染に気が付かないことも多いです。
その理由としては初期に現れるのはおりものの増加や臭いの変化、おりものに膿が混ざる、不正出血、外陰部のかゆみ、性交痛、排尿痛、子宮内膜炎、卵管炎など淋病以外でも考えられるような症状が多く、感染に気が付くことができないとされています。
しかし、女性も男性と同様に放置しておくと不妊の原因になりますし、気が付かずに妊娠してしまうと子宮外妊娠の危険や母子感染など様々なりすくを伴いますので、疑わしい変化がみられた場合は検査を受けて感染していないか確認することが大切です。

知っておきたいクラビットの基礎知識

淋病の治療薬として効果が確認されている薬の一つにクラビットがあります。
クラビットは風邪薬や膀胱炎などでも使用されることのある薬で、様々な菌に対しての有効性が確認されている抗生物質です。
しかし、淋病への有効性は決して高いと言えません。

しかし、近年は様々な抗生物質に対して菌が耐性を持ってしまって効かないというケースがあります。
そのような場合は、薬を変えて効果のある薬を探していかなければなりません。

そのような場合にクラビットが用いられることもあります。
ジェネリック医薬品にはレボクインがあり、効果はクラビットと同様です。

クラビットやレボクインは副作用の比較的少ない治療薬ではありますが、体質によっては合わないこともあります。
抗生物質の中でニューキノロン系に分類される薬であるため、過去にニューキノロン系の薬で副作用が出たことがある方は医師に相談するようにしましょう。
また、ニューキノロン系の抗生物質は妊娠中の方は服用することができないので注意が必要です。

抗生物質は菌を死滅させる効果のある薬ですが、使用方法を間違えると治らないだけでなく、薬が効かなくなってしまうこともあります。
そのため使用する際は1回の服用量と服用期間をきちんと守るようにしましょう。
症状が治まったからといって自己判断で服用をやめてしまうと体内の菌を除菌できずに完治できない可能性があります。
薬に対して耐性を持ち効果が得られない菌を耐性菌と呼びますが、服用量や服用期間を自己判断で変えると耐性菌を増やすことが分かっています。
これ以外にも必要のない状態で薬を服用するのも耐性菌を増やす原因です。
風邪などの際に自己判断で抗生物質を飲むことは控えるようにしましょう。