感染率が高い!コンジローマの原因

カプセルが乗っているスプーン

感染率が高いのは、コンジローマの原因がヒトパピローマウイルスであり、種類が多く日常的に感染する可能性も考えられるためです。
多くは性行為によって性器に感染しますが、ウイルスがついている指で触れば子供にもうつしてしまう可能性があります。
性的な接触がなくてもうつす可能性として多いのが、妊娠している母親が感染していて出産時に赤ちゃんにうつしてしまうことです。
ヒトパピローマウイルスは150種類ほど確認されていて、クリニックでよく治療を受けることが多いのは6型や11型といった比較的軽い症状で済むタイプです。
種類が多いため中には感染により多大なリスクを負うウイルスも存在し、16型や18型は悪化するとがんになりやすく子宮頸がんや陰茎がんが知られています。

性行為を活発に行う若い世代で感染が広がりを見せていますが、ウイルスを持っていても症状が出ない人がいるため気が付かずに感染者を増やしている場合があります。
皮膚や粘膜など接触した部分に傷やダメージがあれば70%程の確率で感染し潜伏期間は数週間ほどと長いことが特徴で、中には8か月近く潜伏するウイルスもいるため、わかりにくいことが感染を広げてしまう原因です。
発症して現れるのもイボ状のものでかなり悪化するまでは他のイボとの区別がつきにくく、淡紅色や褐色の乳頭状に鶏冠状、あるいはカリフラワー状になったことで違いに気付く人も多いでしょう。
1ミリから2ミリ程度の小さいイボでも性器やその周辺にできた時にはよく観察し、ザラザラしていないか徐々に大きく変化していないか確かめ、怪しい場合はクリニックに行くべきです。
トイレに行った後に手をよく洗うことも感染を広げないために大事で、手を洗わないという人はコンジローマだけでなくウイルスをほかの人にうつす可能性が高まるため洗うクセをつけましょう。

コンジローマについてある程度知識を持っている人は、イボを放置していても3か月くらいで目立たなくなることを知っている人もいるでしょう。
あまり少ないですがリスクが高いタイプに感染している可能性も考えて、放置せずクリニックを受診することが大事です。

再発率が高いコンジローマの治療方法

皮膚炎があったり、性行為によって傷がついたりするとそこから感染しやすい特徴があるため、パートナーのどちらかが感染したままになっていればコンドームを使ったとしてもうつりやすくなってしまいます。
ヒトパピローマウイルスがわずかでも残っていれば、傷から侵入して増殖しイボを形成していくため再発率が高いです。
コンジローマの治療薬はクリーム状の外用薬があり、以前は手術でイボを取り除く方法しかありませんでしたが1日1回、週に3回治療薬を塗ることで症状の改善を目指すことが可能です。
国内初のコンジローマ専用治療薬がベセルナクリームで、有効成分にイミキモドが使われています。

薬を使うことができるのはイボができている部分で、外性器又は肛門周囲に限られます。
あくまでも外用薬であり、女性の膣内などに入ってしまうと粘膜に異常をきたすことがあるので注意しなければなりません。
尿道に使った場合も腫れて排尿に支障をきたすことがあるため、使用して異常が見られたらすぐにクリニックへ行きましょう。
治療薬を塗るのは夜寝る前で、月水金や火木土などと曜日を決めておくと忘れにくくなります。
指先にクリームをとりイボにだけ薄くのばし、あまりほかの部位に広げすぎないようにしましょう。
塗った後、手は石鹸をつけてよく洗い、清潔に保つようにしないと感染を広げる可能性があります。

朝起きて塗ってから6時間から10時間したら、クリームは石鹸を使って洗いながしイボが目立たなくなるまで清潔にしましょう。
早く治したいからと2日続けて薬を塗ることはやめるべきで、必ず寝る前に使うことを守る必要があります。
薬を塗った肌が紫外線に触れるとダメージを受けるため、避けなければならないからです。
患部を傷ばんそうこうで覆うことも、治りを遅くしたりイボを増やしたりする原因になるので避けましょう。
手術で治す必要がある場合には、CO2レーザー蒸散法や電気メスによる焼灼に液体窒素による凍結法などを選ぶことができるので、症状に適した治療方法を医師と相談して選ぶとよいです。